アートdeおもしろ集客看板

もっと目を引く、面白い看板はないの? 面白くない看板は、誰も目を向けてくれません。 しかも、「集客」につなげるには、「タネ」も「仕掛け」も必要です。 真剣に「集客」をお考えの方だけご覧ください。

看板の基本知識「看板って何?」

看板って何でしょう?

会社を始めたり、お店を始める時に

必ず看板作りますよね。

でも、「何のために看板を作るのか」を

あまり深く考えないで看板屋さんに注文していませんか?

会社やお店には看板はつきものだと

とりあえず看板を注文する。

 

オーナーの趣味や好みだけで看板を作って大丈夫?

たいていは、オーナーさんの「好み」や「趣味」や「こだわり」を

看板に求めてきます。

「この色が好き」

「この書体が好き」

「この絵(写真)を入れたい」

「この言葉をどこかに入れたい」

・・・・・等々

そして、自分の要求通りに出来上がった看板を見て

満足しています。

そこには、

「何のために看板を作るのか」

「目的に沿った構成になっているのか」

という肝心な目的や戦略が抜けています。

当然、せっかく作った看板がきちんと働いてくれません。

大抵は、1年か2年でお店がなくなっています。

 

基本的に、私はそういうお客様はお断りしています。

いくら本人が希望していても、

看板の専門家として、お客様の失敗につながるお手伝いをすることはできません。

 

看板は趣味や自己表現ではありません。

お店の運命をかけた「お店繁盛のための戦略ツール」なのです。

 

看板屋ではなく「繁盛請負人」

私は、看板職人ではありません。

もちろん、あらゆる看板の制作や施工には精通していますし、

社内で看板のデザインから制作、施工まで一貫して行っています。

しかし、私の本当の仕事は看板職人ではなく

「繁盛請負人」という立場に徹しています。

 

オーナーさんのお好みの看板を作ることではなく、

(もちろん、意見は聞き、反映できるところは反映しますが)

最終的に流行るお店づくりをお手伝いすることです。

そのため、看板という領域を超えて、

外装、内装、店頭演出、店内演出、POP、メニュー、チラシ、集客イベント、等々にいたるまでご提案します。

 

看板デザインの前提条件とは

そのために、まずオーナーさんの「ビジョン」と「目標」をお聞きします。

そして、オーナーさんまたはお店の「特性」と「強み」を確認します。

業界のこと、同業他社の動きも調べます。

その上で、マーケティング戦略を一緒に立てていきます。

「ターゲットの設定」

「訴求ポイントの絞り込み」

「客動線の設計」

・・・・・等々。

 

ここまで来ると、看板デザインのグランドプランが見えてきます。

 

後は、テーマとモチーフ、キャッチコピーなどを

ブレーンストーミングで出していき詰めていきます。

 

以上のプロセスでお分かりのように、

お店の「ゴール達成」のために、

お店の資源や強みを最大に活かした戦略を練り、

それに最も合致した看板をデザインしていくのです。

 

いい看板とは「合目的」であること

私は、お店の目的にかなった条件を備えた範囲のことを

「ストライクゾーン」とか「スイートスポット」を呼んでいます。

この「ストライクゾーン」に入っていない看板は、

何の効果も発揮しないただのゴミに過ぎません。

 

一旦作った看板に、お店の運命いやオーナーさんの人生(命)を託す訳です。

看板が何の効果も発揮してくれないと、

期待した集客ができずに、チラシやHPなどの広告に翻弄され、

多大なコストが次々と継続的にかかっていきます。

 

看板は価格よりコストパフォーマンス

看板はコストより

看板のコストばかりを気にして、

価格の安さだけで業者を選び

看板の効果を全く検討しないで

看板を頼んでいるオーナーさんが何と多いことでしょう。

コストを大切にするなら、

「かかるコスト(金額)」ではなく「コストパフォーマンス(費用対効果)」

を重視してもらいたいです。

いくら「安い」看板でも、効果がなければ「高い」のです。

 

看板の役割と重要性を知ろう

起業して3年以内に80%の会社がなくなるというデータがあります。

その約75%が売上不振が原因です。

もちろん、看板だけで解決できるわけではありません。

しかし、お客様とお店をつなぐ大きな架け橋であり、

お店の入口の役割を果たすのが看板です。

 

看板の役割を真に理解し、

看板を最大限に活用して、

集客の不安や負担を少しでも軽減して、

本業でご自分の能力をフルに発揮していただきたい。

 

これからもお客様と一緒に

「集客のこと」「繁盛のこと」を

真剣に考え、取り組んでいきたいと思います。